素人東大生が送るインタビュー特集vol.1

やまとわでオンラインインターンをしてくれているゆかさんが、フォレストカレッジの運営メンバーにオンラインで取材をして記事にまとめる連載企画がはじまりました!今回は、伊那市地域おこし協力隊の田中聡子さんについて。

ぜひ、読んでいただけたら嬉しいです。

▼ 素人東大生が送るインタビュー特集vol.1|note
https://note.com/toudai_yamatowa/n/na8a20c9a527b

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こんにちは!ゆかです。

突然ですが、時が経つのって本当にあっという間じゃないですか!?(急にどうした)

最初の自己紹介ブログにも書いた通り、実は私は現在体育会に所属していて、その引退試合が11月中旬にあるのですが、ついこの前までは遠い未来の話だと思っていた引退試合まで残すところあと2週間強という事実に最近慄いています。さらに、現在オンラインでインターンをさせてもらっているやまとわとお別れする日も近づいているのだと思うと、これまた寂しい気持ちでいっぱいです。

「別れは出会いの始まり」って言葉にもある通り、いつまでも同じ場所にずっとい続けても新しい世界に出会えないし、そういう意味では別れは悪いものじゃないと思いますが、それでもやっぱり寂しいものには変わらないなぁ、と思いながら最近は過ごしています笑

さてさて前置きが長くなりましたが、これからしばらくはINA VALLEY FOREST COLLEGEに参加していただく講師の方々に素人東大生である私がインタビューして、それを記事にする連載シリーズを始めます!!ちなみにINA VALLEY FOREST COLLEGEってそもそもなんぞや、という方はぜひ前回の私のブログを見てください(ちなみにいいねも押してもらえるとゆか、泣いて喜びます)

さて、第一回となる記念すべき初インタビュー記事で突撃させていただいたのは、伊那市で地域おこし協力隊として活動してらっしゃる田中聡子さんです。INA VALLEY FOREST COLLEGEではクリスマスツリーの装飾にするオーナメントを地元の間伐材で作る」、という形でのイベントを企画してくださっています。田中さんのこれまでの人生や、地域おこし協力隊に参加しようと思った理由、オーナメントづくりのイベントを思いつくに当たった経緯や将来のキャリアビジョンなど、様々な方面から田中さんの人生史に迫ります。

Q & A

【Xmasイベントに関して】

—どうしてこのようなイベントを立ち上げようと思ったのですか?

地域おこし協力隊に参画した2018年9月、都心部から伊那市長谷へ観光客を呼び込むツアーを、地域課題をテーマにしながら住民自らが企画する「いなたびスクール」が開催されました。企画の条件として決まっていたのは①12月に開催②伊那市長谷エリアで開催、という2つ。伊那市長谷では人口の過疎化や鳥獣被害が深刻である等の様々な地域課題がありましたが、“できるなら、楽しく地域の課題を解決したい”という思いから、冬の代名詞であるクリスマスを題材とすることにしました。

当初は、森が豊かな長谷の切り倒された間伐材でツリーを作ることを計画しましたが、実際に長谷エリアの調査を進める中で、道の駅にシンボルツリーがあることを知りました。聞けば、道の駅のパン屋さんが、「いつか皆んなでクリスマスを祝いたい」と30年前に植えたモミの木でした。そのモミの木を使わせていただきながら、そこに飾るオーナメントを長谷の間伐材で作るという方が有効活用できると考え、木材オーナメント作りを考案。実際に木材オーナメントは木という素材を直に知ってもらえる他、単純に見た目も可愛いので興味感覚で手に取ってもらえやすいのも魅力です笑

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—具体的にどのような活動をされているのですか?

主に2本立てで、①木材オーナメント作り②点灯イベントです。今年で3年目を迎えますが、1年目はツリーに飾るオーナメント作りから長谷の暮らしを体験できる様々なイベントを盛り込んだツアーを、2年目は地域が楽しめるクリスマスイベントを実施しました。そのため、1年目は地域の人だけでなく、モミの木を生で見たいという理由で、県外からも人が訪れました。2年目は、主に地元の人々が楽しめるイベントになりました。

そして、3年目となる今年、FOREST COLLEGEと連携しながら、“木材オーナメントの商品化”をテーマに、アイデアの共有を通じて魅力的なオーナメントの商品化を目指すとともに、参加者に長谷のことを知ってもらえたらなと考えています。そしてゆくゆくはオーナメント作りが地域の人の仕事になって、それを関係人口が買ってくれて、さらに多くの人に長谷のことを知ってもらう、というサイクルを回せたらなと思っています。

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【地域おこし協力隊に関して】

—地域おこし協力隊にどうして参加しようと思ったのですか?

2017年の冬に京都から伊那谷にUターンをしたのですが、その際に地域おこし協力隊の存在を教えてもらいました。都会で吸収したものを地元の伊那谷で還元したいという思いがあったからと、活動を通して地域で知り合いを増やしたかったからです。

—地域おこし協力隊に参加してよかったと思うことはなんですか?

地域という視野から地元の課題に取り組む人々に魅了され、自分も地元やそこで暮らす人々と関わりに喜びを感じたり、生業を目指せるようになったことです。生きていく上で、地域、景色、風土などともに生きることを考えさせていただく機会になりました。

—地域おこし協力隊に参加して苦労したことはなんですか?

参加して間もない頃が特に顕著でしたが、「地域おこし」という名前に引っ張られるあまり、ある種、自分が企画したり、地域にない視点をいれて、地域を再興しなければいけないと勘違いしていた時期がありました。その頃は何かしなければいけないという思いと、地域にマッチしない現状があり、うまくいかないことばかりでした。

—これからやってみたいと思う事業はなんですか?

私はこれまでライターや編集業を生業としてきました。今後は、地域の中で自身がこれまで培った表現力を活かし、“地域”を題材にしてやっていきたいです。現在はサイト運営や子供向けの表現遊び教室をやっています。例えば後者は、感情のグラデーションを意識して育むことをしたいと思っており、地域の風景写真を一緒に撮り歩いたりして、自身の感情をアウトプットして表現する機会の場を提供しようという思いでやっています。自分が思ったことを外部に表現するというのはすごく立派なことだと思うし、個々人が抱く想いはどれもかけがえのないものだと思うので、そうした作業が少しでもスムーズにいくよう地元の教材、景色や人物をテーマにして、サポートできたらなという思いでやっています。

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—最後に一言お願いします

3年目を迎え、今年度の3月で協力隊を卒業します。残りの任期は少ないですが、私なりにできることを、コツコツと重ねていきたいと思っています。活動をはじめて、たくさんの人から、返しきれないほどの恩をいただきました。少しずつでも、活動が終わってでも、恩を返していきたいと思っています。そのためには、ただ、ここに住む一人として、地域の一部となり、その立ち位置の中で、自分の役割をこなすことが大切なのかなと感じています。

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以上が田中さんとのインタビューでした!

いや〜、初めてのインタビュー相手がライターを職業とする田中さんということで「この子、大丈夫かな…」と思われてないか心配なのですが笑、そんな私にもわかりやすいように丁寧に教えてくださって、感じの良い方でした。また個人的には、意外性のある「〇〇×〇〇」の組み合わせを作るのがすごく上手な方だと思いました。FOREST COLLEGEで開催予定のオーナメント作りは「木×つながりツール」、インタビュー中に出てきた子供向けの表現遊び教室は「地域素材×表現」という形で、意外性があってかつ面白そうな組み合わせの事業を生み出せるアイデアの豊かさと柔軟さに長けた方だなという印象を受けました。私もオーナメント作りは元から興味あるので、やってみようかと思います。興味を持ってくださったそこのあなた、ぜひ私と一緒にオーナメント作りしましょう〜!!笑

ではここら辺で今回の記事は終わりにします。次回はどんな人が私のインタビュー相手になってくださるのか、私も楽しみですが、読者の皆さんもぜひ楽しみにしていて下さい!