森の助手日誌vol.8 ”やまとわ森の研修と新入社員榎本の近況報告”

4月にやまとわへ入社して以来、助手見習いの研修としてKOA森林塾講師の早川先生に林業研修をしてもらっています。

「上手にできたと思ったら、近くでは全然だな。」

「上手になったというよりも馴れてきたっていう感じですね。」

まだまだ誉めてもらうことは出来ませんが(・・・当たり前ですよね笑)、温かい叱咤激励をいただきながら、日々研修に臨んでいます。

最近、「山」(登山の方ではなく”森”)に入ることをイメージすると心の底からワクワク、うずうずするようになりました。

自分で言うのもなんですが、やっぱり本当に好きなんだなぁと近頃つくづく思います。

それにもう1つ。

何で私がこんなにワクワクできるかというと、この会社にいると木や森の世界で面白い、楽しいことが出来るという希望が持てるからです。

 

「曲がっている木でも、細い木でも、付加価値を付けて暮らしの中に届けることができる。」と言い、木の個性を活かした家具作りを長年行ってきた木工職人の社長。

そして、社長の思いを受け継ぎ地域で育った木を使って付加価値を付ける同年代の職人たち。

森の価値を高めたいと奮闘しているデザイナー、ディレクター、事務担当のスタッフetc・・・

やまとわは様々なアプローチを通して、森の価値を高める、そして森と暮らしを繋げる取り組みを行っています。

みんな、根本に「木への思い」であったり、「好きでたまらない」という気持ちが溢れています。そんな人たちと今、一緒に仕事ができることがこの上なく幸せです。

早川先生は、「休みの日まで山へ入る人はすごいと思いますね、僕は仕事で入っているので十分です。」と言っています。

ですが、先生も休みの日に山菜やキノコを採りに行ったり、ツルに絞め殺されそうになっている木を見つけると、「可哀そうだなぁ。」と言ってツルを取ってあげています。

先生も「山が好き、木が好きだ」という気持ちで溢れているなぁといつも感じます。


まだまだ未熟で、課題も山積みですが、この人たちと一緒なら「森の価値をポジティブに変える」ことができると思うのです。


もちろん、森にはポジティブな価値が沢山あります。

地球上にいる生物の約8割は森の中で生きているし、CO2も吸収してくれて、きれいな花も美味しい食べ物もたくさんあって、何より森に入ると気持ち良いです。

しかし、最近は人が森に入る機会が無くなりました。

森と人との距離が、びっくりするほど離れてしまいました。

そうすると、先人たちが今の私たちのことを思って植えた大切な大切な木々たちが、すっかり栄養失調状態になってしまいました。

山を持っている人たちは「お金にならないから要らない。(むしろ赤字になってしまう…)」といい、先人たちの思いが詰まった山が放置され、どんどん荒れてしまっています。

現実として、今、森はネガティブな循環が起こってしまっているのです。

(もちろん、これに当てはまらない森もありますが・・・)

 

まずは、伊那谷から。やまとわから。

小さく小さく、自分事で捉えて自分たちでできる範囲から、森をポジティブに、森と人との距離を近付ける取り組みをしていきたいと思っています。

やまとわには、若い社員がたくさんいます。

これからの未来を担っていくのは、私たちです。

先人から受け継いだ「山」を、荒れた状態で後世に託すのではなく、ポジティブなものに変えてから届けたい。

すぐに結果がでることではありませんが、これからもやまとわの取り組みを温かく見守っていただけると嬉しく思います。

最後に宣伝を1つ。

 

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森が好きな方、手入れの技術を習得したいという思いがある方であれば、初心者の方でも、男性女性性別問わず、誰でもご 参加いただけます。

KOA森林塾では、自分事で考えた最少人数でできる山仕事の技術を豊富な知識と技術を持った講師陣がお伝えしています。

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皆さまと伊那谷の森へ入れることを、心から楽しみにしております。

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