森の助手日記 Vol.12「KOA森林塾夏コース/間伐・搬出講座を開催しました!」

 

みなさま、こんにちは。森事業部の榎本です。

新年が明けて、はや1か月が経とうとしています。

あっという間ですね…。1日1日を大切に過ごさないと、と身に染みて感じています。

さて!今日は、2018年10月13日~14日にかけて開催した、KOA森林塾間伐・搬出編について綴りたいと思います。

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1日目 ~ 間伐 編 ~

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1日目は間伐の講習会を行いました。

今回は早川先生ともう1人、プロの山師の方も講師に来てくださいました。

山造り舎の和泉 文康さん(写真左)です。

和泉さんはKOA森林塾のOBで、卒業後に脱サラをして伊那谷で林業を始められました。

日々林業の業務に携わる傍ら、週末にはKOA森林塾の講師として指導をしていただいています。

(伊那谷には、KOA森林塾OBの方々が脱サラ&移住をして林業に携わっている方がたくさんいらっしゃいます。この功績は本当に大きいなと感じています。)

今回は早川班と和泉班、2班に分かれて作業を行いました。

”木を倒す”作業1つにしても、実に色んな方法があります。そして、色んな道具があります。

今回は、”チルホール”という道具を使った牽引伐採(けんいんばっさい)を行いました。

”チルホール”とは、倒したい木にワイヤーを付けて木を引っ張って倒す道具です。

今回の現場のように、枝が多くかかりかかり木になりそう、倒したい方向へ道具の力を使って誘導したい時にこの道具を使います。

初めての道具に興味津々の塾生の方々。

スムーズに木が倒れた時は、「道具って便利だねぇ。」という言葉が思わず漏れていらっしゃいました。

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2日目 ~ 搬出 編 ~

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2日目は搬出の授業。伐採した木を山から出すための、大切な授業です。

今回は、ロープウィンチを使った搬出の授業を行いました。

ロープウィンチは、少人数で仕事をする時に一番手に入れやすい、お買い求めいただきやすい道具です。

※下のロープウィンチの写真は昨年のものです。

まずは、実際に木を出すのがどのくらい大変なのかを体感するために、「機械を使わず人力だけでひっぱってみましょう。」との和泉先生の言葉で、トビを使って搬出することにしました。

歯を食いしばって思いっきり丸太をひっぱる塾生の方々。少しずつ丸太が動いていきます。

(・・・実はこの時、誰かが腰を痛めてしまうんじゃないかと、わたしは内心とてもヒヤヒヤしながら様子を伺っていました。)

 

丸太の重さや、人力で丸太を動かすのがどれだけ大変な作業かを体感したあとで、ロープウィンチで搬出を行いました。

ロープウィンチを使っての搬出作業は、1人で行うことはできません。チームで連携を取りながら、合図を送りながら山から木を出してきます。

ゆっくり、ゆっくりとしたスピードで動いていきますが、人力で引っ張ったあとだったので、塾生の方々は機械の有難みを痛感されているように見受けられました。

今回の授業をもって、KOA森林塾2018夏コースは終了となります。

最終回ですが、今回はあまり寂しくありませんでした。

それは、2週間後の11月2日~4日にかけて開催する中級編でまた会えると分かっていたからです。

最後山小屋を出られるときは、”また2週間後に会いましょう!”と言って、それぞれの地域へ戻っていかれました。

 

次回の森の助手日記では、11月2日~4日にかけて開催した、KOA森林塾中級編 森の道中コースについて綴りたいと思います。